
2014年にご相談された多くの悩みの一つに、「アルコール中毒の夫」や「子供たちへの暴力」についての悩みがあります。かなり悩まれている人も多いので、ご相談内容と一部鑑定内容をご紹介いたします。
夫の酒と暴力に悩まされています・・・
45歳の夫についてご相談いたします。
我が家は6歳、8歳のの子供と、夫の4人暮らしです。
主人は私や子供たちに髪を引っ張り暴力を振るったり、道端で寝てたりで、お酒に飲まれ、自分を見失っている状態です。
暴力を振るっている間は、1人1時間以上どつきっぱなしです。
普段はおとなしいほうで、外交的ではなく、何も話をしません。
しかし、お酒を飲むと、とたんに人が違うようになり、暴力をふるいめちゃくちゃします。
周りの人や友達に相談すると、「あなたが悪いから暴力を振るわれるんじゃない?」「あなたがしっかりしていないから」「飲ませるだけ飲ませれば?」と相談しても話に乗ってくれません。
最近では酔いつぶれる程飲みまくり、トイレを頻繁に間違え、下駄箱や押入れ、冷蔵庫などにおしっこをしたり、布団の中でも何度でも漏らしたりします。
トイレに行くのに間に合わず、パンツの中で便をもらしていることもしばしばです…
離婚をするべきなのでしょうか。
離婚をすると、生活費はなく、子供たちを食べさせていくことができません。
もうどうしたらいいのですか?どうしてわたしばかりがこんな目に遭うのですか?
もうどうしたら良いのか分かりません。
子供たちも連れて一家心中しようとも思います。
29歳 女性 万紀恵さん
そんなに簡単にご主人の性格は直りません。
まずは、ご主人が万紀恵さんやお子さんたちのことをどう思っているのか、読み解いて行きますね。
どうやらどうしようもないぐらいに現実逃避をして幻想の世界に行っているご様子です。
俺がやっていることは正しいことなんだと叫んでいる一方で、
こんなことをしてはいけない。どうして自制が利かないのか!!と苦しんでいるところもありますよ。
お酒を浴びるほど飲んで、口から血を吐いて、死ぬ一歩までいかないと分からない。との暗示がありますね。
ここまでいくと、お酒は身を滅ぼすものです。
ご主人は毎日が辛くてしんどくて、孤独感をひどく抱えていて・・・・という人生を送られているようです。
彼の本質を視てみますが、、、、外向的というよりも内向的。またハッキリと言えないところもあり、繊細でクヨクヨと考えがち。
また、デリケート過ぎるぐらいデリケートでガラスのハートの持ち主です。
だから、お酒を飲むと、いつも我慢していたことを一気に吐き出す感じで暴力をふるってしまうのでしょう。
何の罪もない、お子さんたちを巻き添えにして一家心中してしまうぐらいならば、離婚なさい。
ご主人と一緒にいないと生活費がないとか、子供たちの将来が・・・と言っているけども、冷静になって子供たちの気持ちを考えみてください。
お子さんたちの気持ちを読み解いていくと、「早くこの地獄から解放されたい」「どうして殴られなきゃいけないの?」と悲しんでいます。
好きで殴られているわけじゃありません。
あなたも子供たちを愛しているなら分かるでしょう。
とても悲しくて苦しんでいることが。
このまま虐待され続けてしまうと、子供たちがご主人に手を上げて、最悪の事態を引き起こしてしまいますよ。
今まで我慢してきたことが爆発して・・・という結末を引きこ起こしてしまうのですよ。
または、情緒障害を引き起こしてしまったりと大変な生活が待っています。
障害を持つことになるから、あなた自身もそれに苦しみ続けなければならない。
「どうしてこんな子を産んでしまったの?」と、子供に責任転嫁をしてしまったり、攻撃して、あなたが虐待する立場になってしまうことも予想されます。
子供たちが大きくなってから離婚するというのは良くないです。
愛する子供たちのためを想うならば、このまま実家に帰るのも良いですし、実家に帰れないのならば、アパートを一間借りて、パートしながら育てることもできます。
ただ、ご主人には、行き先を全く伝えないで、かなり警戒して動かないと、逆上して刺されることもあるから気を付けて下さい。
いまは生活保護もありますし、かなり節約しながら生きて行かないといけないけど、それでも死ぬよりも生きるほうが良い。
相当がんばって生きていくことが必要ですが、それも愛する子供たちを守るためと思えば苦じゃない。
お金には苦労しないけど、このままご主人にぶたれて殴られ続けてしまう道を選ぶのか、
あるいは、貧しい暮らしをしながらも働いて、子供たちと笑い、平和な日々を暮らすか。
それを選ぶのは万紀恵さんなのです。
子供たちにも手をあげて、殴り倒すような、最悪の父親を選ぶようであれば、もう解決のしようがありませんが、
今一度、あなたが歩むべき道を見つめ直してみて下さい。
純櫻の愛の言葉。
あとの後日談として、3日後に、万紀恵さんからお返事を頂きました。
何度も読み返して、やっと冷静になり、自分が本当にするべきことが分かったとのことです。
「辛口ながら、愛のあるメッセージを頂き、こんなに親身になって鑑定して下さって、ご感謝しています。
どうしてもっと子供たちの気持ちに気付かなかったのだろうか。
どうして自分の事ばかり考えていたのだろうか。
主人と離婚をして、貧しい生活をしても、一生懸命働いて、頑張っていきます。」
とのメッセージをいただきました。
やはり、我が子が可愛いのはあらゆる母親に言えることです。
お腹を痛めて産んだ子なら、自分よりも大事だと思えるような、「真実の愛」があるはず。
最近は残念ながら、子供よりも自分が良ければいいという「自分優先」な母親が増えてきています。
まず、子供たちのことを考えてから冷静に行動するべきなのに、
すぐに感情的になってヒステリックになる母親が多すぎます。
子供たちの気持ちは?というと、置き去りにしてしまう、残念な人たちがいます。
なぜ、感情に身を任せてしまうのか。
子供を守れないなら、なぜ、産んだのか。
それらを冷静になって見つめ直さないと、
夫婦問題から、親子問題に発展し、
やがては、その子供が同じように愛が分からない親になってしまったり、
または子供たちに手をあげてしまう親になってしまったりするのです。
純櫻☆アキトキミでは、今回の万紀恵さんと同じようなアルコール中毒を持つ夫に対する悩み、
夫婦問題、親子問題などでお困りの方、どうぞお気軽にご相談ください。
こういった問題でも、かなりのご相談数を引き受けて、鑑定をして、解決に導いているので、この道のプロでもあります。
手軽にご相談したいという方は、メール鑑定へ。
また真剣に悩み相談したい、解決したいという方は、
電話鑑定か対面鑑定で受け付けています。
あなたの悩みにきっとお役に立てると思います。